施工事例


①錆の切接ぎ修理


クォータパネルとロッカーパネルの錆修理です。錆は表面以上に中が進んでいる事が多

 

いので完全に修理するのなら、新品パネルが有る場合は交換の方がより耐久性を持たせ

 

る事が出来ます。今回は鉄板での切接ぎ修理で対応する事になりました。錆びてボロボ

 

ロになっている箇所を少し大きめに切取り、インナーパネルとアウターパネルを製作し

 

なるべく歪が出ない様に溶接して取付けていきます。



今回のロッカーパネルの錆発生原因はジャッキアップポイントの強度不足によりロッ

 

カーパネルがへこんでシーリングが割れ水が浸入して錆が発生しています。それを防ぐ

 

ためにロッカーパネルのインナーパネルを1枚追加して、更にアウターパネル外にもう

 

1枚パネルを追加して、ジャッキアップポイントに約4.8mmの厚みを持たせて強化

 

しています。アクセス出来る溶接した個所の裏側にはスポットシーラーと言う防錆剤を

 

刷毛で塗って、パネルの合わせ目や溶接個所には浸透性が有るノックスドールと言う強

 

力な防錆剤をたっぷり外へ流れ出るくらい流し込んでいます。

 


②ライトクリアー塗装


 

今回はヘッドライトの脱着は無しでウィッシュのヘッドライトリペアを施工していま

 

す。ウィッシュのヘッドライトはかなり劣化が酷かったのですが、まだまだ長く乗りた

 

いそうなので耐久性に優れたヘッドライトのクリアー塗装を施工しました。よく見れば

 

多少細かいクラックは残っていますはが、新品みたいに綺麗な透明に復元できました。

 

下処理をキッチリするかどうかでかなり仕上がりが全然違うのでペーパ当てを真面目に

 

キッチリ施工すると結構時間が掛かりますね。

 


③ライトコーティング


 

磨きで透明感が復元できる程度の劣化ならヘッドライトコーティングでも十分に綺麗に

 

成りますね。施工が簡単で早く作業出来るのでクリアー塗装に比べてかなりリーズナブ

 

ルにリペア出来ます。※車検や板金塗装と同時作業なら修理金額により無料または格安

 

で施工できますよー。


④塗装の劣化修理


 

塗装が劣化してクリアーが剥がれ始めていました。しかし今回は部分的な劣化で軽度

 

だったので悪い所だけ削り落とし赤色のサフェーサーで処理して塗装しました。ボン

 

ネットとルーフ同時に塗装するとゴミが沢山乗るので別々に分けて塗装しています。


⑤塗装の劣化その②


 

回の塗装劣化は表面だけでなく新車時の電着塗装から剥離が始まっていたので、リ

 

ムーバー(剥離剤)を使用して旧塗膜を完全に落としています。更にアルミボンネット

 

なのでサフェーサー前にプライマーを塗装して密着を高めています。ルーフやルーフサ

 

イド、ボンネットやウィングなど何カ所か同時に施工しました。ボデーと色を変更した

 

ので精悍なイメージになりで喜んでもらえたと思います。